仕事や日々の生活の中で、ふと「このままでいいのだろうか?」と思うことはありませんか?
私自身、以前は学習塾の主任講師として働きながら、そんな気持ちを抱えた日々を送っていました。
仕事自体もやりがいのあるものでしたが、それでも、どこか自分の中でモヤモヤとした感覚が消えず、「自分らしさとは何だろう」「この先どうなっていくのだろう」と濛々と悩んでいたのです。
そんな中、「1,2年働いては、他講師との反りが合わず別の校舎に移る…を繰り返している年上のとある男性講師」が、私の校舎にやってきました。正直かなりクセのある方でした。
彼を見ていると、なんだか未来の自分と鏡越しに対峙しているような感覚に陥り、「このままではいけない」と焦りを感じたのを覚えています。
しかし、実際に行動に移すまでには時間がかかり、最初の一歩も決してスムーズではありませんでした。むしろ失敗や迷いの連続でしたが、その過程を経て、少しずつ新しい道が見えるようになりました。
今回は、私の経験や学びをもとに、人生の選択肢を広げるきっかけになればと思い、本記事を書いています。
ビジネスの本質は「三方良し」
私がビジネスをする上で大切にしているのが、近江商人が掲げた 「三方良し」 の精神です。
これは「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つが揃って初めて良い商売であるという考え方です。
この精神は現代においても非常に有用だと感じています。特に、短期的な利益だけを追い求めるのではなく、購入してくださる方の満足や社会全体の繁栄を意識することで、長く続けられる商売が可能になります。
また、近江商人には「商売十訓」と呼ばれる教えもあります。
- 商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
- 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
- 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
- 資金の少なきを憂うるなかれ 信用の足らざるを憂うべし
- 無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
- 良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
- 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ つけてあげるものの無い時は笑顔を景品にせよ
- 正礼を守れ!値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
- 常に考えよ、今日の損益を 今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ
- 商売には好況 不況はない いずれにしても儲けねばならぬ
こうした考え方を基盤にすることで、ビジネスがただの営利活動ではなく、誇れるものになります。
変化に順応することが生き延びる鍵
進化論で知られるチャールズ・ダーウィンの言葉に、次のようなものがあります。
「最も強いものでも、最も賢いものでもなく、最も変化に順応できるものが生き残る」
(出典:ダーウィン『種の起源』)
この言葉は、ビジネスにも人生にも当てはまると感じています。
安定していると思っていた環境も、時代の変化により簡単に揺らぐことがあります。その中で、変化を恐れず、自ら柔軟に対応していく力が、長く生き延びるための鍵になるのです。
将棋の名人・升田幸三の名言
将棋の名人・升田幸三は、自身の人生を次のように表現しました。
「辿り来て、いまだ山麓」
(出典:升田幸三『名人に香車を引いた男』)
「どんなに努力を重ねて、ついにここまで来たかと思ったものの、まだ山の麓にいるではないか」という言葉ですが、私は「それでも、いや、だからこそ歩を止めず前に進み続けることに価値がある」という意味も込められているように感じます。
私自身、この言葉に触れ、「とにかく一歩一歩進む姿勢が重要だ」という気づきを得ました。
自分を信じて歩むためのヒント
アメリカの思想家 ラルフ・ワルド・エマーソン は、自立と個性を重んじる思想で知られています。
彼の言葉で特に心に残っているのがこちらです。
「自信は成功の第一の秘訣である」
(出典:エマーソン『自己信頼』)
また、ドイツの哲学者 フリードリヒ・ニーチェ は、意志の力を重視し、人間の成長を支える思想を展開しました。
「世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め」
(出典:ニーチェ『ツァラトゥストラはこう語った』)
この二人の言葉に共通するのは、「行動することの大切さ」です。
どれだけ立派な計画を立てても、実際に行動しなければ何も変わらない。私自身も、この教えを胸に、少しずつ前に進むことを心がけています。
路地裏の小料理屋から漂う香りの如く
私の発信スタイルは、派手な宣伝や過剰なクロージングとは一線を画すものです。
無理に話を進めたり、強引な勧誘をすることは決してありません。それは、私自身が過去にそういった強引なセールスをされ、不快に感じたことがあるからです。
私の目には「新宿・歌舞伎町のギラギラしたネオン街にあるぼったくりバー」のように映りました。
また、「誰でも簡単に成功する」「初月から月収100万円」などの大言壮語や羊頭狗肉、過剰な期待を煽ることも避けています。
私の発信の理想は、例えるなら「路地裏にひっそりと佇む小料理屋」のようなものです。けっして派手さはありませんが、美味しい匂いが漂い、何かを変えたいと願う方に届けばと願っています。
新しい一歩を踏み出すきっかけに
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私が失敗を繰り返しながら見つけたこの道が、あなたにとっても新しい未来を切り拓くきっかけになることを願っております。