私はセラーとしてだけでなく、アマゾン物販講師としても長年活動してきましたが、今回のブログ記事では、
「アマゾン物販ってどんなビジネス?」
「どうして同じことを繰り返し教えていて飽きないの?」
「講師を続けることでどんな学びがあるの?」
といった疑問に対して、私自身の経験や体験談を交えてお話ししていきます。
アマゾン物販に興味がある方、あるいは講師という立場に関心を持たれてる方は、ぜひ最後までご覧ください。
アマゾン物販講師とは?
1-1. アマゾン物販の基本的な流れ
アマゾン物販とは、日本やアメリカのアマゾン(Amazon.comやAmazon.co.jp)という販売サイトを活用した小売業です。
国内外から商品を仕入れ、それをアマゾンの公式倉庫(FBA)に納品することで、24時間365日商品の販売や発送を自動化することができます。
もちろん、いきなり販売開始できるわけではなく、まずは販売用アカウント開設のための下準備や、販売のための下ごしらえ(商標登録やアマゾンブランド登録)、
そして商品リサーチから地道に進めていきます。
FBAを利用することで、煩雑な発送作業や顧客対応をアマゾンが代行してくれるため、在宅でもビジネスを行いやすい点が大きな魅力と言えます。
1-2. アマゾン物販講師の役割
アマゾン物販講師は、上述した一連の流れを、各生徒さんのご状況に合わせて教えスムーズにビジネスをスタートできるようサポートするのが主な役目です。
具体的には、アカウント開設方法をはじめ、商品リサーチ、仕入れや納品手続き、販売促進戦略で躓きやすいポイントのフォローなど、初心者が挫折しやすい部分を特に丁寧に指導します。
さらに、ある程度慣れてきた生徒さんには、OEMブランド戦略のアドバイスや、海外市場ツアーでのアテンドなど、より奥深い物販の世界を一緒に邁進します。
同じ山を何度も登る登山ガイドのように
2-1. 生徒さんによって毎回景色が変わる
アマゾン物販の基本的な手順は、ある意味で毎回同じです。
アカウントを作り、商品をリサーチし、納品して販売する……この一連の流れは変わりません。
それでも飽きないのは、登山ガイドが同じ山に何度登って飽きないのと同じ理由です。
同行する生徒さんが違えば、それぞれの背景や性格、興味のある分野が異なるため、教える私自身が毎回新鮮な発見を得られます。
ある生徒さんは本革バッグに興味があるかもしれませんし、別の生徒さんは文房具に関心を持つかもしれません。
こちらがいくら「同じ工程」を説明しているようでも、それを受け取る生徒さんの視点が変われば、ご質問内容やリサーチの方向性も異なります。
その結果、「こんな考え方があったのか」「こういう見方で商品を探す方もいるのか」といった学びが常に生まれ、飽きるどころか毎回刺激を受けているのです。
2-2. 日々変化するアマゾンのシステム
アマゾンというプラットフォーム自体が、とても流動的で変化に富んでいます。
納品手続きの画面仕様が変わったり、新しい機能が追加されたり、マイナーチェンジが頻繁に起こります。
昨日まで当たり前に使っていた画面が突然変更されて、「あれ、ボタンの配置が違う」と戸惑うことも珍しくありません。
このようなシステムの変化は、一見面倒に思えるかもしれませんが、実は講師としても新たな学びの機会になります。
生徒さんに教えながら自分も一緒に最新情報をアップデートしていくことで、誰よりも早く新機能を把握し、生徒さんに優先的に還元しつつ、自分自身のビジネスにも活かすことができるのです。
生徒さんが商品を初めて売れた瞬間の感動
3-1. 自分の最初の売上以上の喜び
人生で初めて商品が売れた瞬間の喜びは誰しも忘れられないものになります。
しかし、その「生まれて初めて」の感動は普通一度きりしか味わえません。
一方、講師という立場になると、生徒さんが「初めて売れた!」と報告してくれる瞬間に、何度でも立ち会うことができます。
自分自身が初めて商品を売ったときの喜びと比較して、生徒さんの初めてを一緒に祝う喜びはそれを上回ります。
なぜならば、生徒さんが成果を出せた背景には、自分の指導が少しでも役に立っているという実感がありますし、生徒さんと二人三脚でここまで来られたという達成感もあるからです。
こうした瞬間は講師冥利に尽きると同時に、自分もまた初心に返って頑張ろうと思えるモチベーションにもつながります。
3-2. 教えることのやりがい
生徒さん一人ひとりの目標や事情は異なります。
- 専業主婦の方が家計を助けるために始めたり
- 脱サラを目指す会社員の方が副業からスタートしたり
- リタイア後の新たな収入源にしたいという方もいます。
そうした多様な背景を持つ生徒さんが、アマゾン物販によって人生を少しずつ変えていく様子を間近で見られるのは、講師にとって大きなやりがいとなります。
「ぼっち」と「みんなで」の違い
4-1. 独りでもできるが、孤独は深まる
アマゾン物販は、誰にも会わずに進めることができるビジネスです。
商品をリサーチして、買い付けをして、アマゾンに納品して……この一連の作業は、極端に言えば引きこもり状態でも貫徹できます。
しかし、時間や場所の自由度が高い反面、「誰とも気持ちを共有しないまま、ただひたすらパソコンに向かう」日々になってしまうと、孤独感に苛まれて精神的に不安定になったり、生活リズムが崩れ、自律神経が狂いやすくなり得ます。
4-2. 「みんな」の楽しさ
だからこそ、勉強会や懇親会をはじめとした、他セラー(他生徒)との横のつながりも重要になります。
実際、海外(中国・広州やタイ・バンコク)卸市場ツアーを開催することで、生徒さん同士だけではなく、
普段はパソコン越しにやり取りしてる代行会社の現地スタッフやアリババ業者との交流が生まれ、仕入れに対する意欲も自然と高まります。
独りぼっちで海外卸市場を回るだけでは見落としていたような商品も、ツアー時に仲間から「こんなのが売れそうですよ」と教えてもらうことで気づきを得られますし、
情報交換を通じて視野が広がります。
さらに、仕入れが終わった夜に一緒に食事をしたり、マッサージに行ったり、お酒を交わしながら交流する時間は、1人では得られない唯一無二の充実感や幸福感があります。
アマゾン物販というビジネスを続けていく上で、こうした「アナログのつながり」は必要不可欠です。
アマゾン物販講師であり続けるメリット
5-1. 常に学び続けられる環境
講師という立場は、一見「教える側」に見えますが、実際には「学ぶ側」でもあります。
生徒さんからご質問を受けたり、セラーセントラル(セラー専用の管理画面)上の最新の状況と常に対峙できることで、私自身も、日々新しい発見や知識を得るからです。
たとえば、ある生徒さんが意外な商品で成果を出せば、その実例から「こんな方法があるのか」と学び取り、皆さんのビジネスにも(各生徒さんのプライバシーには無論配慮しつつも)還元できます。
5-2. ビジネス面での相乗効果
また、講師として多くの方を指導する内に、さまざまな情報やノウハウが集まってくるようになります。
私自身のアマゾン物販にも応用できますが、それ以上に、指導の質をさらに高めることにもつながっていきます。
講師と生徒という垣根を越え、お互いが切磋琢磨する関係になれることこそ、アマゾン物販講師の大きな魅力だと感じています。
これからアマゾン物販を始める方へのアドバイス
6-1. 小さな成功体験を積み重ねる
アマゾン物販に限らず、新しいことを始めるときにいきなり大きな成果を求めると、うまくいかなかったときの落胆も大きくなります。
だからこそ、最初は小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。
たとえば「思いもよらない商品をリサーチできた」「初めて商品が売れた」といった経験を噛み締めつつ、ご自身がアマゾン物販を続けることに対する自信を持つことが、より高みへとステップアップする原動力になります。
6-2. 市場の変化を楽しむ
アマゾンのプラットフォームは非常に流動的で、システムや手続きの変更などが日常的に起こります。
これを「大変だ」と捉えると心が折れやすいですが、
「常に何か新しいことを学べるチャンス」
「臨機応変さを向上する良い機会だ」
と前向きに捉えられれば、日々成長を実感しながら取り組めるはずです。
無料動画講座・個別コンサルのご案内
現在、私は「中国アリババから商品を買い付け、アメリカのアマゾンで販売する」海外物販のノウハウをまとめた、21ステップ無料動画講座を提供しています。
事前知識から商品リサーチの具体的な手順まで、初心者が躓きやすいポイントもカバーした内容となっていますので、興味のある方はぜひご受講ください。
実際に手を使って作業を一緒に進めて行く「ワークショップ」形式の実践的な講座です。
また、より踏み込んだサポートをご希望の方向けに、個別コンサルサービスも提供しています。
マンツーマンでの指導や生徒同士の交流イベントなど、学びを深められる環境を用意していますので、さらに詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
アマゾン物販は1人で自由に取り組める反面、孤独を感じやすいビジネス……だからこそ、誰かと情報を共有し、学び合う姿勢がとても大切です。
講師として多くの生徒さんと接してきたおかげで、教えるたびに新しい刺激を受け、何度でも「初めての商品が売れる瞬間」の喜びを味わうことができています。
同じ作業を繰り返しているように見えても、生徒さんが違えば体験する風景が変わりますし、アマゾンのシステム自体も日々更新されていきます。
だからこそ、このビジネスは飽きることがないのだと、改めて実感しています。
もしこれからアマゾン物販を始めようと考えている方がいたら、まずは小さな成功体験を積み、変化を楽しむ心を忘れないでください。
孤独を感じたときは同じ立場の仲間とつながり、楽しく情報交換をしながら成長していく道を選んでみることをおすすめします。
新たな一歩を踏み出す皆さんが、アマゾン物販で確実に成果を手にし、充実した毎日を送られることを心から願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
無料講座や個別コンサルに関して何かご質問がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆さんの物販活動に、少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント