こんにちは!
物販講師の黒澤と申します。
今回は
日本アマゾンとアメリカアマゾンの
販売上(市場etc)の違い
について2記事に分けて
話をさせて頂きます。
手っ取り早く概要&要点知りたい方は
下記2本の動画をご覧下さいませ↓
動画の冒頭でもお伝えしている通り、
私は「中国アリババ→米国アマゾン」
の講師(コンサル)をしているものの
「自分の手法が最強!」
と吹聴するつもりはありません
例えば「楽器」1つとっても
自分のようにベースが好きな人もいれば
ギターが好きな人、ドラムが好きな人…
各自にとってはそれが正解
だと思うんです。
中国アリババ→米国アマゾン(海外物販)
についても、私にとっては「一番」ですが
Aさんは「中国輸入OEM」
Bさんは「ブログアフィリ」
Cさんは「会社員として働くこと」
Dさんは「資格を生かしたパート」
が最適解ということもありますし、
どれが合ってる/間違ってる
の話では決してございません。
「会社員はオワコン!起業しろ!」
などとやたら扇動してくる
情弱ビジネス発信者が
散見されますが…
十把一絡げ&一元的な「決めつけ」は
よくありませんよね
さて!
本記事では
① 商品ページ画像
② 商品紹介コンテンツ
③ ターゲット層
④ 市場規模
⑤ 顧客の特性
⑥ 輸送費(国際送料)
の6項目について
統計データを交えて解説するものの
これが「全て」ではないですし、
1つの事象も、角度を変えれば
異なった見解や結論につながる
かと存じます。
その点はどうぞ悪しからず!
(アンチマーケティングではありません)
① 商品ページ画像
日本アマゾン
商品ページ画像を
作り込む必要があります。
日本のお客様は商品ページに
「完璧」を求める傾向がありますし
中国輸入塾の生徒さん同士での
相乗り合戦も過熱しているので
差別化する必要があるため!
です。
厳密に言えば、
私の生徒さんであれば
既存のアリババ画像でも
販売実績出されているのですが
米国アマゾンでの実績がある上で…
の話。通常は難しいかもしれません。
よって、
「写真撮影会社」に依頼して
1枚500円~数千円の画像を
アップロードできるMAXの枚数まで
掲載しておいた方が良いでしょう。
アメリカアマゾン
基本的に「画像3枚」程度で十分です。
Amazon.comを見ると
ビックリすると思いますが…
中には「画像1枚」だけで
何千件もレビューが付いてる商品も!
でもお話した通り、
アメリカの顧客は
「ネット注文=試着予約」
くらいの感覚ですから、
商品ページに完璧を求めません。
もちろん、画像などが
充実してる方が親切なものの、
「とにかく届いてから買うか決める」
「気に入らなければ返品すればいい」
という考え方です。
② 商品紹介コンテンツ
商品ページ下部にある
追加の画像&文面のことを
「商品紹介コンテンツ」
と呼びます。
日本アマゾン
商品画像同様、日本人の顧客は
より詳しい情報を求める傾向に!
これは、後でも言及する
「楽天市場」のような
やたら縦長の商品ページに
慣れ親しんでいることにも
起因しています。
よって、商品画像とは別に
イメージ画像などを用意する方が
お客様の食いつきが向上するものの、
「商品紹介コンテンツ」を
写真撮影会社に丸投げでお願いすると
数万円以上のコストがかかることも…
アメリカアマゾン
米国ではそもそも、
商標登録セラー
(Amazonブランド登録セラー)
など、特別なセラー以外
商品紹介コンテンツは使えません!
(商標登録とAmazonブランド登録↓)
よって、使うも何も
開放されていないものですから
特に気にしなくてOKです
③ ターゲット層
日本アマゾン
日本のアマゾン顧客層は
「男性の若者」に偏っています。
女性は「楽天市場」のような
画像豊富&縦長の(冗長な)
販売ページを好む傾向にあり、
高齢者のネット普及率は
そもそもアメリカより低いためです。
アメリカアマゾン
一方アメリカでは
「老若男女」全体的に
顧客層だと考えて差し支えないです。
では、
具体的な統計データを
少し見てみましょう。
【ECサイト利用状況】Amazonと楽天市場、消費者はどう使い分けている?
の統計などによると、
➊ 日本人男性の39.3%がアマゾン
➋ 日本人男性の38.5%が楽天
➌ 日本人女性の27.4%がアマゾン
➍ 日本人女性の49.3%が楽天
を利用していることが分かります。
つまり
日本アマゾンと楽天市場で
顧客を二分しているだけでなく
女性は「楽天」に流れやすい
ということです。
■
また、
などによると、
日本の65歳以上のネット利用率は
39.8%(2018年)
であるのに対し、
アメリカの高齢者のインターネット利用動向…傾向は青壮年層とさほど変わらず
によれば、
アメリカの高齢者の場合
2012年の時点ですでに
ネット利用率が「60%」
という調査結果が出ています。
■
というわけで今回は
日米アマゾンの違いについて
① 商品ページ画像
② 商品紹介コンテンツ
③ ターゲット層
の3つの観点から
比較してみました!
④ 市場規模
⑤ 顧客の特性
⑥ 輸送費(国際送料)
については、また次回の記事にて!
後編もどうぞお楽しみに
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