なぜ日本アマゾンは売上高比率が下がり続けるのか?楽天、Yahoo!ショッピングとの「三国志」

日本アマゾン

 

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こんにちは!
 
物販講師の黒澤と申します。
 
今回は
 
日本アマゾンの成長率が
 
アマゾン全体から見ると
 
芳しくない理由
 
について
 
話させて頂きます。
 
関連動画はコチラ↓
 


 

 

日本アマゾンも素晴らしい市場

 

 
まず、誤解のないよう
 
先に申し上げさせて頂くと
 
私は
 
中国アリババ→米国アマゾン
 
通称「海外物販」の講師ですが
 
日本アマゾンはダメだ!
 
だから米国アマゾンをやれ!
 
と、極論言うつもりは
 
全くございません 昇天
 
今は「中国→米国」に
 
特化した講師をしているものの
 

 
以前は「中国→日本」
 
すなわち「中国輸入」も
 
教えていましたし、
 
未だに生徒さんの
 
ご要望があれば
 
日本アマゾン販売用の
 
リサーチ商品をチェックしたり
 
商品ページ作成の
 
指導することもございます。
 
日本も米国アマゾンも
 
一長一短ありますし
 

 

 
それ以上に
 
セラー各自の
 
得手不得手もございます。
 


 
ですからあくまでも
 
アンチマーケティング記事
 
ではない!という前提で
 
私が収集&整理した
 
客観的な情報を元に
 

 
本記事書いてる びっくりマーク
 
という点は、どうぞ悪しからず
 
ご理解頂ければ幸いです。
 

日本アマゾンの売上5.9→4.9%に


 
今回の記事タイトルで
 
日本アマゾンが成長しづらい
 
と書かせて頂いたのは
 
アマゾン全体における
 
日本アマゾン売上高比率が
 
年々下がっているから
 
なんです。
 
こちらのグラフをご覧下さい↓
 

 
引用元↓
 

 
2016年に微妙に上がったものの
 
基本的には「右肩下がり」で
 
2018年 5.9%
 
2019年 5.7%
 
2020年 5.3%
 
2021年 4.9%
 
となっています。
 
コロナ禍の影響ではないか?!
 
と思う方もいるかと思いますが
 
実は
 
アマゾン物販は、むしろ
 
コロナ禍で「急成長」
 
してます びっくりマーク
 

 
アマゾン全体の売上は
 
ここ最近「前年比 +20%」前後の
 
成長率が平均的でしたが
 
2019年 約2805.2億ドル
 
2020年 約3860.6億ドル
 
コロナ初年度の2020年は
 
なんと「前年比 +36.1%」
 
平年の1.5倍です。
 
日本アマゾンも
 
売上高としては
 
2019年 160.0億ドル
 
2020年 204.6億ドル
 
と伸びてはいるのですが
 
全体の成長と比べると控えめタラー
 
これは何に
 
起因してるのでしょうか?
 

日本EC市場は「三国志」?!


 
ポイントになるのが
 
各国EC市場における
 
アマゾンの割合
 
だと考えています。
 
下の表をご覧下さい↓
 

 

 
アメリカでは
 
EC(ネット販売)市場は
 
1位 アマゾン(40.7%)
 
2位 ウォルマート(8.2%)
 
3位 アップル(5.3%)
 
アマゾンの圧勝!ですが
 
日本では
 
1位 アマゾン(28.2%)
 
2位 楽天(25.1%)
 
3位 ソフトバンク(14.2%)
 
このように
 
アマゾンと楽天が
 
拮抗してますし
 
年によっては「楽天が1位」
 
になることもあります。
 


 
ちなみに「ソフトバンク」
 
というのは
 
要するに「Yahoo!ショッピング」
 
のことなのですが
 
インターネットで
 
何か調べ物をするとき
 
Yahoo! JAPAN
 

 
を使用する人は
 
けっこういらっしゃいます。
 
そして当然
 
Yahoo!で商品検索すると
 
Yahoo!ショッピングが
 
上位表示されやすいです。
 
また
 
アマゾン
 
https://www.amazon.co.jp/
 
のような、シンプルな
 
商品ページではなく
 
楽天市場
 
https://www.rakuten.co.jp/
 
は、非常に縦長で
 
大量のイメージ画像や
 
文面をふんだんに使った
 
商品ページ作りで
 
アマゾンと差別化していて
 
このことで
 
若い男性はアマゾン
 
女性は楽天
 
と、顧客層の傾向も
 
分かれてしまっています。
 


 
この特殊な事情により
 
老若男女みんなアマゾン!
 
という状態に
 
ならないどころか
 
顧客数自体も
 
楽天やYahoo!に分かれるため
 
同業他社との差別化などに
 
労力を割く必要がある
 
即ち
 
自身の純粋な成長に
 
なかなか没頭しづらい
 
という
 
ECサイトの「三国志」状態
 
になってしまったことで
 
成長が緩慢になりやすい
 
ということです。
 

 
というわけで、今回は
 
日本アマゾンの成長率が
 
アマゾン全体から見ると
 
芳しくない理由
 
という話を
 
させて頂きました。
 
最後までお読み下さり
 
ありがとうございます ニコニコ
 

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