こんにちは。
ネット物販講師の黒澤です。
今回は
アマゾン販売後の広告レポート
クーポン、ビジネスレポート
の見方について
書かせて頂きます。
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主観では商売にならない
・その商品を選んだ論拠は?
・売り出し価格はどうやって決めた?
・なぜ1ドルではなく3ドル値下げ?
・広告をただ垂れ流してない?
・レポートのどの項目を見ればいい?
・レポートのどの項目は見なくていい?
・なぜその項目を見る必要があるの?
・なぜここをそこの項目を見比べるの?
これらの質問に、意見ではなく事実を、主観ではなく客観的データに基づいた論拠を示せるアマゾン物販セラーは多くいません。多くの方は「なんとなく」「感覚的に」「多分こうだと思う」で突っ走っているようですが、きつい言い方をすれば、これでは商売になりません。
なんとなく広告をかければ「広告貧乏=広告費ばかりかかって利益が出ていない状況」になりますし、適当な値下げをしても、顧客の反応に繋がらないので、結果的にどんどん安くした赤字商品を売り続け、広告費ばかりかかってしまうからです。
商品リサーチも、販売後の値下げなど「販売促進」も、主観的・感覚的に進めている方がほとんどで、後ほど詳しくお話する「スポンサープロダクト広告レポート」などを一応ダウンロードして閲読するものの、なんとなく眺めるだけで、活用方法が分からない方が散見されます。
レポートとは「集積された客観的データ」で、そのデータを「十分な基礎知識&適切なスキルを持ってして」可視化することで、ようやく最適解が見出せます。胸を張って「三方良し」の物販を進めることが出来ます。
クーポンとは
セラーセントラル(アマゾンのセラー専用管理画面)左上の「三」をクリックし、「広告」タブ→「クーポン」を選択すると、クーポンを作成したり、作成したクーポンの管理を行える画面が表示されます(下図)
クーポンは「定額」と「定率」の2種類あり、定額は「$3引き」、定率は「10%引き」といった設定が出来ます。
まず、クーポンのかけ方ですが、取り急ぎ行う場合は、特に難しく考え込む必要はなく、「$3引きもしくは10%引きのどちらか安い方」をかけることをお勧めしています。例えば$19.99の商品であれば、10%引きにすると実質「約$2引き」になりますので定率クーポンを、$39.99の商品であれば、10%引きにすると「約$4引き」になるので、$3引きの定額クーポンを設定します。
取得数と引き換え数
クーポン画面(以前の名称は「クーポンダッシュボード」)では、作成したクーポンについての状況が表示されていますが、その中で大切は項目は2つだけ!
それは「クリップ」と「引換済み」です(下図)
クリップとは、以前「取得済み」という項目名だったことからも分かるように、クーポンを取得した人の数を表しています。あくまでも取得しただけ、ですから、まだ購入に至ってはいません。
引換済みとは、その名の通り、クーポンを取得した後、そのクーポンを適用して実際に購入した人の数を表しています。
差異=購入まであと半歩
つまり、例えばクリップ(取得数)が「20」で、引換済みが「-」すなわち「0」だった場合、「20人のお客様がクーポンを取得した=おそらくカートに入れた状態にも関わらず、あと半歩のところで購入には至っていない」ということ。見込み顧客の中でも、特に購入する可能性の高い方が20人いらっしゃることを表しています。
ということは「購入まであと半歩の理由」が分かれば、すぐに購入して頂けるわけですが、大抵は「金額がもうちょっと安ければなぁ」と二の足を踏んでいることが予想されます。
いくら値下げすればいい?
あとは「値下げすればいいだけ」なのですが、具体的にいくら値下げすればよいか?まではクーポンダッシュボード上では調べることが出来ません。その時に必要になってくるのが「ビジネスレポート」というまた別のレポートになります。
ビジネスレポートは、クーポンとは異なり、何か設定しないとみられないものではなく、商品を出品さえしていれば自動的にデータが蓄積されるものですが、いかんせん項目が多く、どこをどう見ればいいのか分かりづらいです…
それについてはまた別の記事にて!
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