副業ネット物販で失敗する4つの原因&解決策

中国アリババ→米国アマゾン物販
 
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こんにちは。

ネット物販講師の黒澤と申します。

 

今回は、副業ネット物販(ネットビジネス)で失敗する4つの原因&解決策についてお話しさせて頂きます。本記事最後までご覧頂くと、浮足立たずに、より堅実に副業と向き合うことが出来るようになります。

 

先に結論から申し上げます。副業といえど、またネットビジネスといえど、商売は商売です。三方良しの堅実な商売は、地味で地道で、しんどい作業も沢山あります。「パソコン1台で気軽に始められる」のはたしかですが、気軽さを担保できるのはあくまでも「始める」という一瞬のみで、継続できるかどうかはまた別の話。向き不向き、得手不得手もあるでしょう。

 

また、当然と言えば当然のことなのですが、一攫千金を狙うような類のものでは決してありません。その点を地に足つける必要がございます。あくまでも「ネット(を活用する)ビジネス」であって、そこには魔法もワープもありません

 

では本題にまいります。

 

➊ 楽しめても楽は出来ない

 

サーフィンに例えると分かりやすいのですが、海の波は、サーフィン初心者にも上級者にも同じように押し寄せてきます初心者には波がメロウで穏やかになり、上級者には容赦なくなる、なんてことはありません。

 

副業としてやるか、本業としてやるかは「やる人の勝手な都合」であって、商売側からすると、きつい言い方すれば「知ったことではない」わけです。お客様にとっても、こちらが初心者かどうかなんて益々どうでも良い話。

 

「副業だから適当でいいや」

「気が向いた時に進めよう」

 

なんて高を括ってしまうと、いつまで経っても実にならず、実績も出ません。

 

1⃣ 解決策「目標の再設定」

 

初心者も上級者も分け隔てないということは、上級者だけ特別扱いされる市場ではないということでもあるので、ある意味平等でオープンな世界とも言えます。

 

伝説的なサーファー、クレイグ・ステシックの「お金持ちも貧乏人も、イケメンも有名人も、海にとってみれば関係ない。海で生き残って、楽しめる者はみんな受け入れられる」という言葉の通り、商売の世界でも

 

生き残る(継続する)

楽しめる(楽するとは似て非なるもの)

 

が要です。しんどいものはしんどいですが、しんどい作業も「楽しむ」ことは可能です。イメージとすれば、映画『グーニーズ』の「宝探し」のようなもの。

 

『グーニーズ』

グーニーズ (字幕版)
落ちこぼれ少年団『グーニーズ』。彼らが夢にも見たことない、とびっきりの大冒険がいよいよ始まる! Eirin Approved (C) 1985 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reser...

 

宝探しの旅は、大変なことやしんどいことだらけ!様々な危険に遭遇することもあるでしょう。ただ、苦労それ自体が、宝探しの醍醐味とも言えます。ですから、初手から楽しようとせず、作業を細分化し、順序だてて、小さなゴールをいくつも設けつつ日進月歩継続することが重要です。

 

また、ネット物販を始める前後に設ける目標は、大抵「机上の空論」になるもの。大きな目標がNGなんてことは全くないのですが、あまりにも遠大なゴールを掲げると、いつまで経っても出口の見えない暗いトンネルを進んでる感覚に陥り、士気が下がります。

 

よって、定期的に「目標を再設定」するよう心がけましょう。下方修正することに抵抗ある方もいるかもしれませんが、むしろ最初の目標が荒唐無稽だっただけなので、進捗に則った現実的な計画を立て直すことは聡明かつ有益です。

 

 

➋ 1日は25時間にならない

 

学生の頃であれば、お稽古ごとに通ったり、急な友達の誘いに応じたりも気軽に出来ました。それはまず、自分で収入を得なくても親に養ってもらえてたからというのも一理ありますが、同時に「時間が余ったから」です。時間的な余白があり、体力的にも余裕があれば、何かの予定を追加することも出来ます。

 

しかし大人になると、仕事やご家族サービス含め、1日24時間みっちり予定で埋め尽くされている方も多いでしょう。睡眠や休息ですら、それはそれで「日々の仕事や育児をこなすために必要不可欠な時間」ですから、端折るわけにもいきません。

 

今までの24時間のルーティンを死守したまま、副業ネット物販の作業を追加で詰め込もうとする方がいますが、それは1日を25時間にしないと無理な話です。要するに、時間配分が上手くいかず、かつ、日々の仕事や育児、家事、ご家族サービスなどをある種「言い訳」にして、折角始めた副業を後回しにしてしまいがち。

 

2⃣ 解決策:破壊と組み直し

 

毎日のルーティン、長年培ってきた習慣(一連の動作)を「ゲシュタルト」、慣れ親しんだ快適に感じる空間や状況を「コンフォートゾーン」と呼びますが、+αで何かしようとした際、まず行うべきは「追加」ではなく、ゲシュタルトの破壊とコンフォートゾーンからの逸脱です。

 

1日24時間、1週間168時間の流れを一部ぶっ壊し、副業を行うために組み直す必要があるわけです。私がオススメしているのは「よくよく考えてみると必要不可欠ではないにもかかわらず、なんとなく依存してることを1つ(一時的に)諦める」方法。

 

例えば、言うが易しではありますが、スマホゲームアプリを1つ消したり、SNSをぼんやり眺める時間を、1日2回朝と夜の30分ずつだけにするなどです。時間を節約するだけでなく、余計な情報=ノイズを軽減できるからです。

 

 

➌ 会社(組織)とは違う

 

会社やパートで働くことをよく「会社の歯車」「社畜」などと言って卑下する方もいますが、会社は、継続的に利益を生み出す、構築されたシステムですから、そこで毎日働けることも含めてとても素晴らしいことだと思います。

 

私も会社を経営しておりますが、例えば従業員に月30万円給与を支払うには、その3倍以上(90~100万円)の利益が安定的に出ていないと難しいです。逆を言えば、何十人も何百人も雇える会社はそれだけ整ったシステムを有しているということです。

 

ただ、会社で働くスキルと、副業ネット物販で収益を出すというスキルは全く別物で、会社が「各々の部署の、各々の従業員が、特定の作業を行うと、全体として莫大な利益を生み出すように予め形成されている」のに対し、副業ネット物販は、自分一人で行わなければいけない作業が山積しています。

 

もちろん、アマゾンという販売サイトを間借りして、代行会社に買付発送を依頼するだけでも、ネット物販の大部分の作業は「外注化」出来てますので、個人で手に負えない範囲ではないものの

 

マーケティング部:市場のニーズ精査

技術部:商品開発(リサーチやOEM)

営業部:販売促進

CS部:顧客対応

法務部:権利侵害などの予防や対処

経理部:日々のお金の出入りや棚卸、決算

総務部:備品発注や各部門への業務割り振り

 

【部署一覧】会社や組織における部署の種類や役割などを解説

 

これらを1人でこなすようなもの。

 

かつ、会社のように「1つの部署に複数人在籍してるので、1人欠けても代わりの誰かが助けてくれる」わけでもありません。良くも悪くも「1人親方」です。

 

会社という組織内での仕事とは本質的に別物なんです。優劣の話ではなく、求められる考え方からして異質ということ。この点を腹に落とせないまま、今までの従業員感覚でネット物販に手を出す方が散見されます。

 

3⃣ 解決策:プライドを捨てる(謙虚と礼節)

 

会社の看板を背負う、という状況は、同時に会社に守られてることを意味します。その人が性格的に多少「う~ん」な人であっても、もしくは下手こいても「まあ、御社との取引関係もあるから」と、先方がぐっと堪え、作り笑顔で応対して下さるおかげで事なきを得ることも多いでしょう。

 

先述した「会社の歯車となって一部の業務を担ってる」というプライドや、実際は先方もしくは会社内で恩赦されただけにもかかわらず、自分の普段の言行、考え方が通用してるという誤った過信は、個人事業では足枷にしかなりません。特に外注ありきで、かつ海外の業者と取引する機会も多いネット物販では、バッサリ縁を切られておしまいです。

 

至極当然のことではあるのですが、取引相手含め、直接 or 間接的に関わる方たちに対しての謙虚さや礼節、敬意や相手の利益を尊重する姿勢が不可欠です。中国の工場オーナーや卸業者と商談する際、私たちはよく「信頼関係とあなたの利益がまず大切」ということを、合言葉のように言い合います。これは、本心でもあり、裏を返せば「相手の利益を考えられない不届者とは取引しない」という宣誓でもあります。

 

相手を尊重出来る人しか、この世界では生き残れません。サービスのような無形の商品であっても、相手の時間や労力を「タダ」とは考えず、その対価として自分は何を差し出せるのか?明確化しましょう。

 

テイカ―(誰かから奪ってばかりの人)ではなく、ギバー(人に与えられる人)であれ!ということ。詳しくはエリック・バーカー著『残酷すぎる成功法則』をご一読くださいませ。

 

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ちなみに、こういうことを話すと「自分はネット物販はじめて間もないから、皆さんと交流してもこちらから提供できる情報がない」と尻込みする人もいらっしゃいますが、その必要はありません。

 

情報というのは、アウトプットすることで反芻咀嚼できる側面があります。よって、ネット物販セラーの交流会などで、未経験者・初心者の方からご質問頂けることは有難いことだと、少なくとも私は思いますし、むしろ初心者の方の斬新な視点や率直なご意見が、とても勉強になることも多々ございます。物販経験如何に関わらず、そういった交流会には気軽に、積極的に参加して然るべきかと存じます。

 

 

➍ 日本スタンダード

 

私はよく「日本スタンダード=世界スタンダードではなく、日本は例外!日本以外=世界スタンダード!」と申し上げております。アリババ業者や代行会社とのやり取り1つ取っても、日本人の「ここまでやってもらって当たり前」「卸業者たるものこうすべき」という「すべき論」は、正直相当ウザがられますし、取引を拒絶されることすらあるでしょう。

 

中国輸入であれば仕入先は外国、米国アマゾン輸出であれば販売先は外国、中国→米国アマゾンでは、仕入れるのも販売するのも外国です。例外的な日本人特有の常識が通用しないと考える方が妥当ですし、ましてや自分の会社内での偏狭なルールなどであれば尚更です。

 

4⃣ 解決策:柔軟性と寛容さ

 

It is not the strongest of the species that survives, 

nor the most intelligent that survives.

It is the one that is the most adaptable to change.

 

最も強い種でもなく

最も賢い種でもなく

最も変化に順応した種こそが生き残る

 

ダーウィンの「種の起源」(正確に言えば、Leon C. Megginson博士が後に付け加えた概念も含めた言葉)にある通り、求められるのは強さや賢さよりも、柔軟性や臨機応変さ、「そういうものか」という寛容さや潔さです。

 

例えば中国では、服のボタン穴が開いていなかったり、ポケットの口が縫い付けられてることもままあります。常識的な部分から面食らうことが多々あるかと存じますが、その度に文句言ったりイライラしていたら埒が明きません。

 

「暗黙の了解」「以心伝心」「言わずもがな」というのは、他国では通用しませんから、「郷に入れば郷に従え」精神あるのみ!端的に申し上げれば「指示や要望があれば、具体的に、簡潔に、明確に言語化して伝えましょう」ということです。

 

上述した服のボタン穴やポケットの縫い付けの件に関しても、事前に代行会社に「この商品はボタン穴空いてますか?」と確認してもらい、塞がってる場合は「発送前に業者に穴開けてもらえますか?」と交渉し、OKの場合は「追加料金かかりますか?」などとぐいぐいやり取りする流れです。

 

買付代行依頼を受け、中国アリババ業者とセラーの仲介役としての仕事をさせていただいていて顕著に感じることは、日本人は「言わなくても分かるだろうという思い込みに依拠し、かつ相手の顔色を伺うような曖昧模糊とした質問の仕方をするので、結局どうして欲しいのか判然としない」ということ。

 

そしてこれは、アリババ業者がよく困惑する質問の仕方です。イメージとすれば、京言葉&隠喩でずっと話されてるようなもので、英語で表現すると「What’s your point? (論点なんなの?)」と先方は叫びたくもなるでしょう。

 

以前私が所属していた「NPO 日本教育カウンセラー協会」

 

では、質問にはいくつかの種類があり

 

・相手がYES/NOで答えられる質問

・相手が文章で回答しないといけない質問

 

が存在することを学びました。

 

例えば「この商品はロゴ印刷できますか?」は、「はい/いいえ」で答えられる簡素な質問ですが、「この商品は何ロットからロゴ印刷できますか?」は、「500ロットから出来ます」と短文で回答する必要があります。

 

アメリカ人もそうですが、中国人も合理的に物事を考える面がありますので、曖昧な質問よりも具体的な数値を好む傾向にあります。ですから「この商品は何ロットからロゴ印刷できますか?」と質問すると「あなたは何ロット買いたいですか?」と聞き返されることが多いです。

 

よって、はじめから「私は200ロットロゴ印刷したいけれど出来ますか?」と聞く方が、「具体的な数値を示された=実際に買い付けてもらえる可能性が高い」と先方に捉えられ、返信いただける確率も、丁寧に応対してもらえる可能性も上がります。

 

あとは、「単価高くなっても良いので、200ロットロゴ印刷できますか?」と食い下がって交渉したり、「ではまず、黒と白と青の服に、1ロットずつロゴ印刷したい(サンプル作成したい)」と別の要望を伝えたりと、やり取りを進めるわけです。

 

 

まとめ

 

というわけで今回は、副業ネット物販で失敗する4つの原因&解決策についてお話しさせて頂きました。まとめますと

 

➊ 楽しめても楽は出来ない
→ 適宜「目標の再設定」して地道に

➋ 1日は25時間にならない
→ 予定をイチから組み直す

➌ 会社(組織)とは違う
→ プライドを捨て、謙虚さと礼節を

➍ 日本スタンダード
→ 柔軟に対応(すべき論を振り翳さない)

 

という4点に留意しましょう、ということです。繰り返しになりますが、副業ネット物販には魔法もワープもありません。初心者サーファーが波の洗礼を受けてボードからすっ転ぶことを「ワイプアウト」と言いますが、特に最初はそういった局面に何度もぶち当たることもあるでしょう。

 

いけないのは、ミスったり失敗すること自体ではありません。ミスってはいけないことをミスったり、逆に、気にしなくても良いことばかり気にしてしまうことです。例えば、アカウント開設や最初の商品リサーチでミスると、ずっとボタンを掛け違えたまま突っ走ることになりますから、気付いた時には時すでに遅し、最悪「出品停止」や「アカウント永久凍結」にもなり得ます。

 

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